11月10日、せんぼく校中学部の1・2年生が神代中学校1年生との交流を行いました。昨年度から始まった新しい交流です。「声をかけ合ってボッチャ交流をしよう」が今回の大きなテーマです。交流の事前として、神代中学校の1年生を対象に出前授業を行い、せんぼく校のこと、障害のとらえ方、関わり方などを学んだり、対応の仕方について意見を出し合ったりしました。交流当日はグループのリーダーが中心となり、自己紹介をしてから、ボッチャへと進んでいきました。せんぼく校の生徒が役割分担してやり方やルールを説明しました。白いジャックボールにより近づけた方が勝ちになりますが、相手のボールを飛ばしたり、ジャックボールに当てて位置を変えたりすると大逆転が起こります。ボールを投げる順番や作戦を考え、チームそれぞれがだんだんと熱くなっていきます。休憩時間は一息ついて、せんぼく校生徒と神代中学校生徒が会話をする様子も見られました。ボッチャが終了し、神代中学校の校長先生からは「勝敗へのこだわりを超えて、お互いを認め合っている様子がよかったと思う」とのお話がありました。「相手を知ろうとする」「関わり方を考えて行動する」機会となった交流でした。