せんぼく校について
経営方針
- 目指す学校像
瞳かがやき、笑顔あふれる学校 - 目指す児童生徒像
一人一人の障害の状態や発達段階、特性等に応じた知識、技能及び態度を身に付け、積極的に社会参加、職業自立できる児童生徒を目指す。
(1)じょうぶな子 健康で、安全な生活ができる児童生徒
(2)すなおな子 明るく、仲良く、礼儀正しい児童生徒
(3)がんばる子 進んで取り組み、最後までやりぬく児童生徒
– - 特色ある教育活動
(1)地域に根ざした学習活動、地域の人々との日常的な交流活動
(2)体験的・実践的活動を通したキャリア教育の充実
(3)児童生徒の主体性を育む学校環境整備
– - 今年度の重点事項
(1)地域(社会)に開かれた教育課程の実現と特色ある教育活動の展開
・「地域が教室」全体計画を踏まえた教育活動の充実と「地域が教室はじめの会・まとめの会」による関係者のネットワーク作りの推進
・ICTを効果的に活用し、必要な資質・能力を育む国語等の授業づくりの継続
・角館高等学校定時制課程との交流及び共同学習等の取組の充実と整理
(2)将来を見据えたキャリア教育の充実と生涯学習の推進
・キャリア発達を促す中学部・高等部の作業学習の充実と学部間の連携の推進
・関係機関との連携による生涯学習の充実と在校生の参加の継続
(3)安心・安全な生活を支える生徒指導・安全教育
・小規模校の特性を生かし、自己有用感や自尊感情を育む児童生徒会活動や学校行事の推進
・クマの出没等に対応した避難訓練や安全教育の実施
(4)学校の専門性を生かすセンター的機能の強化
・関係機関や園職員との連携による就学前の教育相談や研修会の充実
・小・中学校、高等学校の学級担任等との連携による障害理解授業の充実
校 歌
クリックで校歌が流れます。
大曲養護学校の校舎がある大曲西根秋山台に立つと、その自然環境のすばらしさに感動すら覚える。恵まれた大自然の中ですこやかに、たくましく育つ子どもたちをイメージして作詞した。作曲の高橋武三先生(前大曲市教育長)にはご無理なお願いをしたが、作詞の意図を十分にくみ取って下さりすばらしい曲をつけていただいた。
どこまでも明るくさわやかに、そして力強い響きは作詞のつたなさを補ってあまりあり、立派な校歌となった。
(初代 大曲養護学校校長 京屋陽一氏)
沿 革
平成25年度 | 4.1 | 秋田県立大曲養護学校せんぼく分教室 開設 |
4.17 | 秋田県立大曲支援学校せんぼく分教室開設 開設式 全児童生徒数16名 (小学部8名、中学部8名) |
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平成26年度 | 11.2 | 仙北市花のある町コンクール最優秀賞受賞 |
平成27年度 | 1.22 | 分教室冬まつり(分教室感謝の会)開催 |
平成28年度 | 4.1 | 秋田県立大曲支援学校せんぼく校 開校 |
4.8 | 入学式 入学児童生徒数15名 (小学部1名、中学部4名、高等部10名) |
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4.28 | 秋田県立大曲支援学校せんぼく校 開校式、開校記念式典 | |
平成29年度 | 4.1 | 文部科学省委託:特別支援教育に関する実践研究充実事業 |
9.29 | 青空ひろば 竣工 安全祈願祭 | |
11.19 | 秋田県よい歯の学校表彰 特別支援学校の部 優秀賞受賞 | |
11.25 | 県南地区職業教育フェア開催(主管及び会場) | |
平成30年度 | 4.1 | 文部科学省委託:特別支援教育に関する実践研修充実事業 |
7.17 | 東北地区知的障害校PTA連合会理事会(会場校、稲川支援学校主管) | |
令和元年度 | 11.15 | 優良PTA文部科学大臣表彰 受賞 |
令和2年度 | 4.13 | 角館ライオンズクラブ、耕運機1台、和太鼓2台、ボッチャセット寄贈 |
令和3年度 | 6.24 | 国際ソロプチミスト大曲、ボッチャ、ピン倒しセット寄贈 |
令和4年度 | 5.26 | 地域が教室「はじめの会・まとめの会」開始 |
各学部
小学部
目指す児童像
(1)健康で、明るく元気に生活する児童
(2)友達と仲良く、集団で活動できる児童
(3)自分のできることを増やし、最後まで取り組む児童
今年度の重点事項
(1)健康な体つくりと基本的生活習慣を身に付ける計画的な指導の充実
・業間運動、体育、学校周辺の散策等の活動を継続し、体を動かす楽しさを味わいながら体力の向上に向けた運動習慣の定着を図る。
・マスクの着用、手洗い、消毒の継続、食事、歯磨き、排泄など、毎日の繰り返しの中で健康や清潔を意識した生活習慣の定着を図る。
(2)関わり合いを意識した交流活動の実践
・訪問指導、音楽等オンライン交流や写真、ビデオ撮影による情報提供など、必要に応じてICT機器等を活用した授業作りを工夫する。
・学校間交流では、事前に作成する学校間交流情報交換資料をもとに必要な情報交換を行い、計画、準備をし、児童同士がお互いのことを思いながら実施できるように配慮する。
・居住地校の協力を得ながら、児童の実態に応じて居住地校交流を実施する。
(3)地域資源を活用した学習の継続・充実
・地域の方々との関わりを楽しみながら、カレンダー制作、さつまいもの苗植えと収穫、里山遊び、ひなこもち作りを行う。
・地域の人や風土、文化、伝統等に触れる経験を積み重ね、地域への理解と愛着心を育てる。
中学部
目指す生徒像
(1)体力づくりを実践し、明るく元気に生活する生徒
(2)自分のよさを発揮し、友達と協力し合う生徒
(3)目標をもち、粘り強く取り組む生徒
今年度の重点事項
(1)健康な生活と働く力につながる体力と生活習慣を身に付けるための指導の継続と拡充
・業間運動では、過年度の成果を踏まえた有効な手立てを継続する。
・作業学習や保健体育との関連した体づくりと持久力の向上を目指した指導を行う。
・生活面や行動面から見た「その生徒に付けたい体力」を具体化し、手立てを工夫する。
・チェック表や学部集会と連携した学級指導、保護者と連携した取組、保健指導を継続する。
(2)地域に根ざした教育活動の継続と発展
・地域の方と協働して行う総合的な学習の時間と情報発信や地域貢献のねらいをもった学部合同の新たな単元の設定による学部のせんぼくいきいきプロジェクトを実践する。
・生徒の興味関心に応え、経験の拡充につながる地域資源を活用した学年生単を実施する。
・鎌足和紙作りを継承し、品質を確保するための地域の専門家との連携の継続、ノウハウの継承と生徒が担える部分を拡充する。
・製品開発を推進し、鎌足和紙の広報、販路の拡大を図る。
(3)お互いを認め合って協力し合ったり、考えて実践したりする学習活動の充実
・協力する、関わる、伝え合う、考える、実践する場面の設定と手立てを工夫した計画的な授業づくりを行う。
・生活単元学習での取組の成果を他の学習でも発揮できるように支援や働きかけを共有する。
・学校間交流における生徒相互の関わり合い、認め合い、協力について生徒自ら考えたり、実践してみようとする気持ちを育成する。
高等部
目指す生徒像
(1)健康で安全な生活を送るために必要な知識、体力、生活習慣が身に付いている生徒
(2)様々な人と良好にかかわり、地域のために貢献しようとする生徒
(3)目標達成や課題解決に向けて自分ができることを考え、最後までやりぬく生徒
今年度の重点事項
(1)健康や安全に対する理解とより良い生活習慣を育む指導の工夫。
・生徒の実態に即した内容で、目標意識や達成感をもって取り組める業間運動を推進する。
・健康な生活を過ごすために必要な衣食住に関する指導の充実を図り、生活の中で実践しようとする態度を養う。
・インターネット、SNSの安全な利用の仕方や、生活に活用できるアプリケーション等の使い方についての指導の充実を図る。
(2)コロナ禍における、地域と連携したよりよい学習活動の在り方の検討と実施
・3年間の学習計画を見通した学校設定教科「観光」の実践を進め、系統的に知識や経験を積み重ね、地域に対する理解や愛着の深化を図る。
・開校初年度から取り組んできた「ふるさと応援」の活動の見直し、地域のニーズに即した、新たな貢献活動を検討し、実施する。
・地域の専門家の指導を受けながら、地域の伝統文化を継承した作業学習の一層の充実を図るとともに、生徒がもてる力を存分に発揮できる作業工程を検討し、学習活動を展開する。
(3)「自ら考え、状況に応じて判断する」生徒の育成
・全校研究、学部研究と連動しながら、研究対象授業以外でも、日常的に生徒が自分で考えて行動する機会を積極的に設定する。
・生徒一人一人の実態に即した自立活動の目標の設定、指導、評価を適切に実施するとともに、学部全体で共通理解を図り、指導の効果を高める。